目次
大阪読売新聞その興亡
-
大阪のメディアを考える 「大阪読売新聞 その興亡 」 1 安富信
【序に替えて】 新聞記者は、1を聞いて10を書く。 いやいや、100を聞いて10を書く。 どっちが正解か? 理想的なのは、もちろん、後者だろう。 しかし、昔々、私が新聞… -
大阪のメディアを考える 「大阪読売新聞 その興亡」2 安富信
【新人記者、大阪本社での1か月半】 兎にも角にも、憧れの大阪読売新聞の記者になった。普通、初任者研修は1か月程度なのだが、この年昭和54年(1979年)は統一地方選挙… -
大阪のメディアを考える 「大阪読売の興亡3」 安富信
【松江支局で、事件記者の第一歩を踏み出す】 新人記者の1日は早い。鬼の支局長に言われたこと。まず、「警察担当記者に休みはない。いつでも出動できる準備をしておけ…
福島の有機の里で
-
【福島の有機の里で①】土を信じて放射能とたたかった10年 藤井満
2011年3月、福島第一原発が爆発した。「安全安心」の野菜を首都圏などに届けていた福島県の有機農家にとっては致命的な事態だったが、「耕して種を播こう」と、事故後も… -
【福島の有機の里で②】命うごめく有機の水田 試行錯誤の雑草対策 藤井満
【乳首山を望む田んぼ】 福島県二本松市の西にそびえる安達太良山(1700メートル)の中腹には、5月末というのに雪の斑点が残っている。午前10時過ぎには雲が切れ、乳首… -
【福島の有機の里で③】盛暑 腰に来る草抜き、ハクビシンと知恵比べ 藤井満
ひざをついて、小豆畑の雑草を抜く大内信一さん、2021年7月22日 【出穂間近、水を抜いた田はしっとり】 梅雨が明けたばかりの7月22日、2カ月ぶりに福島県二本松市を訪ね…
人権を守るべきはだれだ!?
-
【人権を守るべきはだれだ!?①】入管問題と法務省 「人権週間」から考える 文箭祥人(月刊風まかせ編集メンバー)
今年3月6日、名古屋入管でスリランカ人ウィシュマ・サンダマリさんが亡くなった。入管内に設置された監視カメラの映像の一部が遺族や弁護士に開示され、映像をみた弁護… -
【人権を守るべきはだれだ!?②】 日本がダメなら世界へ 最高裁敗訴のアルバイト女性の決意 文箭祥人(編集メンバー)
2015年、元アルバイト職員の女性が正職員との待遇格差は違法だと訴え、裁判を起こした。5年2か月後、最高裁はこの訴えを退けた。最高裁敗訴で、ことは終わらない。元ア… -
【人権を守るべきはだれだ!?③】 100年前から続く外国人差別 ドキュメンタリー映画「ワタシタチハニンゲンダ!」高賛侑監督インタビュー
技能実習生、難民、入管など外国人差別に苦しむ彼ら彼女らが異口同音に訴えるのは、「私たちは動物ではない、人間だ」。この言葉がタイトルになったドキュメンタリー映…
1万人の生活相談から
-
【1万件の生活相談から①】ずる賢い生活困窮者はいない 岡晃敏
松原市会議員時代と現在の行政書士の業務を通じて、1万件以上の生活保護など、生活困窮者の相談を受けてきた。 世間では生活保護受給者に対して「仕事もしないで保護で… -
【1万件の生活相談から②】突然消える生活保護受給者 岡晃敏
岡行政書士事務所では、生活困窮者支援を業務の柱の一つにしている。 岡行政書士事務所のホームページ(https://seiho-sinsei.com/)を見て、全国から毎日相談が寄せら… -
【1万件の生活相談から③】人間は幸せになるために生まれてきたのに…… 岡晃敏
人間は誰しも幸せになるために生まれてきたものだと思う。 「幸せ」とは対角線上にあるように見える、派遣切り、雇い止めで職も家も失い、ホームレス寸前で助けを求めて…