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大阪読売新聞その興亡
大阪のメディアを考える「大阪読売新聞 その興亡」7 安富信
1980年末の支局忘年会。左が筆者、右が初代I支局長 居酒屋で「α(アルファ)さば」を注文した特ダネ記者 「抜いた、抜かれた」に命をかけた駆け出し時代だった。しかし... -
大阪読売新聞その興亡
大阪のメディアを考える「大阪読売新聞 その興亡」6 安富信
新婚女性絞殺、お宮入り 昭和56年7月4日朝、島根県松江市春日町の農道に停車中の軽自動車内で若い女性の絞殺死体が発見された。女性は隣町の八束郡鹿島町の自動車学校... -
大阪読売新聞その興亡
大阪のメディアを考える「大阪読売新聞 その興亡」5 安富信
判決記事、朝日の1年生記者に「抜かれる」 「抜いた、抜かれた」。新聞記者の一番怖い言葉が「抜かれた」で、一番嬉しい言葉が「抜いた」だ。これは、今も昔も変わらな... -
大阪読売新聞その興亡
大阪のメディアを考える「大阪読売新聞 その興亡」4 安富信
自転車で15キロ離れた火事現場へ スクラップブックには残っていないが、最初の1か月で忘れられない出来事がある。支局内研修を終えて、「外」に出て数日後だったと記憶... -
大阪読売新聞その興亡
大阪のメディアを考える 「大阪読売の興亡3」 安富信
松江支局で、事件記者の第一歩を踏み出す 新人記者の1日は早い。鬼の支局長に言われたこと。まず、「警察担当記者に休みはない。いつでも出動できる準備をしておけ」。... -
大阪読売新聞その興亡
大阪のメディアを考える 「大阪読売新聞 その興亡」2 安富信
新人記者、大阪本社での1か月半 兎にも角にも、憧れの大阪読売新聞の記者になった。普通、初任者研修は1か月程度なのだが、この年昭和54年(1979年)は統一地方選挙が4... -
大阪読売新聞その興亡
大阪のメディアを考える 「大阪読売新聞 その興亡 」 1 安富信
序に替えて 新聞記者は、1を聞いて10を書く。 いやいや、100を聞いて10を書く。 どっちが正解か? 理想的なのは、もちろん、後者だろう。 しかし、昔々、私が新聞記者... -
福島の有機の里で
【福島の有機の里で②】命うごめく有機の水田 試行錯誤の雑草対策 藤井満
乳首山を望む田んぼ 安達太良山を望む水田 福島県二本松市の西にそびえる安達太良山(1700メートル)の中腹には、5月末というのに雪の斑点が残っている。午前10時過ぎに... -
1万人の生活相談から
【1万件の生活相談から③】人間は幸せになるために生まれてきたのに…… 岡晃敏
人間は誰しも幸せになるために生まれてきたものだと思う。 「幸せ」とは対角線上にあるように見える、派遣切り、雇い止めで職も家も失い、ホームレス寸前で助けを求めて... -
人権を守るべきはだれだ!?
【人権を守るべきはだれだ!?②】 日本がダメなら世界へ 最高裁敗訴のアルバイト女性の決意 文箭祥人(編集メンバー)
2015年、元アルバイト職員の女性が正職員との待遇格差は違法だと訴え、裁判を起こした。5年2か月後、最高裁はこの訴えを退けた。最高裁敗訴で、ことは終わらない。元ア...