文化・映画– category –
-
「アベンジャーズ・シリーズ」最上級の面白さ!全編に「映画」の愉しみが充満する『サンダーボルツ*』 園崎明夫
(L-R): Ghost (Hannah John-Kamen), Taskmaster (Olga Kurylenko), John Walker (Wyatt Russell), Bucky Barnes (Sebastian Stan), Alexei Shostakov/Red Guardian (Dav... -
「民主主義」って?と問いかける刺激的なテキストー映画『能登デモクラシー』 園崎明夫
能登半島の中央部、石川県鳳珠郡(ほうすぐん)穴水町(あなみずまち)。人口6,888人。若者と高齢者の人口がともに減ってゆく「人口減少の最終段階」にあるとされる地域... -
『ハチドリ舎のつくりかた ソーシャルブックカフェのある街へ』刊行記念トークイベント
『ハチドリ舎のつくりかた ソーシャルブックカフェのある街へ』(著者:ハチドリ舎店主 安彦())まえがきから。 「ハチドリ舎は広島の平和記念公園から徒歩3分の場所に... -
バングラデシュ 2024年7月革命 政変を主導した学生たちは壁画に思いや考えを描いた。
2024年7月、バングラデシュではZ世代(1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代)の学生たちが反政府デモを起こした。その背景には就職問題がある。反政府運動は市... -
記録映画『うつわよみがえる』(仮題)をつくる②輪島塗の見えざる秘密 井上実
昭和の高度成長期、岩波映画製作所によって『年輪の秘密』と題された短編記録映画シリーズが製作されました。あまたの戦乱や災害、時代の変遷という試練にあっても、... -
「再審法を改正して、証拠開示が速やかになされることが必要だ」 東海テレビ・ドキュメンタリー「名張毒ぶどう酒事件」シリーズ『いもうと』トークイベント
『いもうとの時間』 兄の無罪を信じて 64 年― いつか真実が分かるその日まで、「いもうと」は生きる。 1961年、三重と奈良にまたがる集落・葛尾で凄惨な事件が起こった... -
阪神・淡路大震災から30年―傑作『港に灯がともる』と作品の核心を担う女優・富田望生 園崎明夫
神戸に誕生した映画制作会社「ミナトスタジオ」の第一回作品として、阪神・淡路大震災から30年を期に制作・公開。2020年にNHKで放映されたテレビドラマ『心の傷を癒... -
記録映画『うつわよみがえる』(仮題)をつくる①有事の中の「用の美」 井上実
2024年の元日に起こった能登半島地震から1年が経過しました。 発災直後は、その直前まで輪島塗の技術記録映画を撮影していた者として、激しく動揺しました。特に撮影を... -
破格のドキュメンタリー『どうすればよかったか?』をどう観るのか? 園崎明夫
(C)2024 動画工房ぞうしま 『どうすればよかったか?』 映画冒頭、約8分間に及ぶ藤野監督が語る「家族の物語」に、その答えがあるのではないでしょうか。それは「... -
『事実無根』―「重層的」な面白さに溢れる、京都発の自主製作映画 園崎明夫
柳裕章監督の京都を舞台にした自主製作映画『事実無根』が、とても面白い。それもちょっと普通でない面白さ!おそらく観る人によって、幾つもの全然違った相貌を現す、...