文化・映画– category –
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「あの頃、何者かになりたかった」―『笑いのカイブツ』に漲る映画の魂! 園崎明夫
原作はWebマガジンの連載で支持を集め、書籍化もされたツチヤタカユキ氏の同名私小説。ラジオ番組や雑誌へのネタ投稿で圧倒的な採用回数を誇る、「伝説のハガキ職人」と... -
ホロコースト証言シリーズ映画『メンゲレと私』 12歳でアウシュヴィッツ強制収容所に連行されたダニエル・ハノッホが伝える言葉 文箭祥人(編集担当)
ホロコーストで犠牲となったユダヤ人の子どもたちはおよそ150万人である。そのうち、アウシュヴィッツ強制収容所に連行されたユダヤ人の子どもは推定21万6千人、1945年1... -
最低な世界を生きる子供たちを「映画」が暖かく抱擁する―『最悪な子どもたち』 園崎明夫
ある夏、フランス北部の荒れた地区を舞台に、現実にその地域に暮らす問題児たちが主役の映画が企画される。地元の子供たちを集めたオーディションが開かれ、様々な問題... -
戦争の抑止力としての「ホロコースト・ドキュメンタリー」―『メンゲレと私』を観て 園崎明夫
<イントロダクション> 本作は戦争の真実を記録する映像プロジェクト「ホロコースト証言シリーズ」の最新作。ホロコーストを体験・目撃した本人の語りと、関連するアー... -
令和の日本人への剛速球「戦争映画」~『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 園崎明夫
これは、近年めったにない見事な「戦争映画」です。令和の今を生きている、すべての日本人の心のど真ん中に投げ込まれた、剛速球!世の中にはいろんな人がいるので、ど... -
塚本晋也監督新作『ほかげ』~「悪夢」のごとき、現代の「戦争映画」 園崎明夫
<イントロ> 世界中に熱狂的なファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた、映画作家・塚本晋也。 2015年に公開した『野火』では、太平洋戦争末期のレイテ島... -
〈『キャメラを持った男たち』にでてくる映画のこと〉③震災フィルムのこと 井上実
『キャメラを持った男たち』の公開のさなか、「自分のところにも関東大震災の記録フィルムがある」と問い合わせがありました。川崎市の方で、時期も経緯も不明ですが... -
34年間パレスチナに通い続けた土井敏邦監督のガザ報告 「ガザ住民の視点でニュースをみることが大事」 文箭祥人(編集担当)
ガザの現状を受け、11月4、5日の2日間、大阪・十三の第七藝術劇場で、パレスチナ取材歴34年の土井敏邦監督作品、ドキュメンタリー映画『愛国の告白―沈黙を破るPart2... -
ルーマニアの巨星、クリスティアン・ムンジウ監督『ヨーロッパ新世紀』トークイベント 文箭祥人(編集担当)
10月21日、大阪・十三の第七藝術劇場で映画『ヨーロッパ新世紀』上映後、トークイベントが行われた。登壇したのは、この映画を配給した活弁シネマ倶楽部の徐昊辰さん。... -
《ヒンドゥーナショナリズム》政権下のインド、被抑圧民ダリトの女性たちが立ち上げた新聞社「カバル・ラハリヤ」。偏見や暴力にひるむことなく、独自のニュースを伝え続ける彼女たちのドキュメンタリー映画「燃えあがる女性記者たち」トークイベント報告 文箭祥人(編集担当)
10月1日、大阪・十三の第七藝術劇場でドキュメンタリー映画「燃えあがる女性記者たち」上映後、トークイベントが行われた。その模様を報告します。 「燃えあがる女性記...