文化・映画– category –
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文化・映画
『沖縄狂想曲』評 オスプレイの島 倉田剛
太田隆文監督『沖縄狂想曲』は期待以上の力作であった! 映画には頻繁にオスプレイが沖縄の上空を飛びまわっている。一機200億円するこの無用の長物は、騒音をまき散... -
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『戦雲ーいくさふむー』評 ~映画の遠近法 倉田剛
熱い正義感や激しい思いは、若者の特権ではない。三上智恵監督最新作『戦雲』は石垣島で8歳の時終戦を迎え現在「いのちと暮らしを守るオバーたちの会」の山里節子さん... -
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『沖縄狂想曲』―観客の心に「沖縄基地問題」への知的刺激「狂想曲」が鳴り響く見事な作品! 園崎明夫
作品公式サイトのヘッドコピーは「マスコミが報道できない、沖縄―基地問題。その全てを語る!」 沖縄米軍基地をめぐる政治的課題や政策的動向や社会事象や事件・事故や... -
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『哀れなるものたち』―比類なきエモーションの大渦巻へ引き込まれる、破格の「映画」体験! 園崎明夫
アカデミー賞10ノミネート、全世界で大ヒットを記録した『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結。未知の驚きと未体験の感動に... -
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ホロコーストを生き延びた少年の証言 ドキュメンタリー映画『メンゲレと私』トークイベント 文箭祥人(編集担当)
「ホロコースト証言シリーズ」最新作にして最終作『メンゲレと私』。昨年 12 月 30 日、大阪・十三の第七藝術劇場での上映後、ドイツ映画研究者の渋谷哲也さんが登壇し... -
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〈緊急寄稿・わが輪島塗-次代を俯瞰するまなざしを-〉 井上実
1月1日の発災から一か月近くが経過し、被災地の状況も人命救助から避難生活への整備、そして全域の復興へと移りつつあると思います。時の推移の過程で、取り残され... -
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ホロコースト証言シリーズ映画『メンゲレと私』 監督トークイベント「歴史に学ぶことが今の我々にとって非常に重要だと思う」 文箭祥人(編集担当)
映画『メンゲレと私』 わずか12歳で、アウシュヴィッツ強制収容所に連行されたダニエル・ハノッホ。“死の天使”の異名を持つヨーゼフ・メンゲレ医師の寵愛を受けた少年ダ... -
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〈緊急寄稿・わが輪島塗-能登の震災に寄せて-(続)〉 井上実
〈能登寒ぶり〉は北陸産のぶりの中でもひときわ美味で知られています。金沢の人が「輪島で食べる能登ぶりは格別」というほどで、引き締まった身と脂のバランスが絶妙... -
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〈緊急寄稿・わが輪島塗-能登の震災に寄せて-〉 井上実
映画『キャメラを持った男たち-関東大震災を撮る-』の演出、井上実です。 昨年はこの映画の公開とともに次なる作品、〈輪島塗〉の制作技術を記録するため、幾度と... -
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観客自身の内面との対話を迫る、破格のドキュメンタリー映画―『ビヨンド・ユートピア 脱北』 園崎明夫
北朝鮮から「脱北」する人々の「今」を迫真の記録映像で描く、驚異的なドキュメンタリー映画。祖国を脱出し、総移動距離12,000㎞に及ぶ、命懸けの危険な旅を続ける5人家...