文化・映画– category –
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バングラデシュ 2024年7月革命 政変を主導した学生たちは壁画に思いや考えを描いた。
2024年7月、バングラデシュではZ世代(1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代)の学生たちが反政府デモを起こした。その背景には就職問題がある。反政府運動は市... -
記録映画『うつわよみがえる』(仮題)をつくる②輪島塗の見えざる秘密 井上実
昭和の高度成長期、岩波映画製作所によって『年輪の秘密』と題された短編記録映画シリーズが製作されました。あまたの戦乱や災害、時代の変遷という試練にあっても、... -
「再審法を改正して、証拠開示が速やかになされることが必要だ」 東海テレビ・ドキュメンタリー「名張毒ぶどう酒事件」シリーズ『いもうと』トークイベント
『いもうとの時間』 兄の無罪を信じて 64 年― いつか真実が分かるその日まで、「いもうと」は生きる。 1961年、三重と奈良にまたがる集落・葛尾で凄惨な事件が起こった... -
阪神・淡路大震災から30年―傑作『港に灯がともる』と作品の核心を担う女優・富田望生 園崎明夫
神戸に誕生した映画制作会社「ミナトスタジオ」の第一回作品として、阪神・淡路大震災から30年を期に制作・公開。2020年にNHKで放映されたテレビドラマ『心の傷を癒... -
記録映画『うつわよみがえる』(仮題)をつくる①有事の中の「用の美」 井上実
2024年の元日に起こった能登半島地震から1年が経過しました。 発災直後は、その直前まで輪島塗の技術記録映画を撮影していた者として、激しく動揺しました。特に撮影を... -
破格のドキュメンタリー『どうすればよかったか?』をどう観るのか? 園崎明夫
(C)2024 動画工房ぞうしま 『どうすればよかったか?』 映画冒頭、約8分間に及ぶ藤野監督が語る「家族の物語」に、その答えがあるのではないでしょうか。それは「... -
『事実無根』―「重層的」な面白さに溢れる、京都発の自主製作映画 園崎明夫
柳裕章監督の京都を舞台にした自主製作映画『事実無根』が、とても面白い。それもちょっと普通でない面白さ!おそらく観る人によって、幾つもの全然違った相貌を現す、... -
再審無罪判決「袴田事件」 姉・秀子さん登壇、ドキュメンタリー映画『拳と祈り―袴田巖の生涯―』トークイベント
『拳と祈り―袴田巖の生涯―』 獄中生活47年7ヶ月。30歳の元プロボクサーは、88歳の死刑囚となった。生きて還った袴田巖の知られざる闘いの物語。 10月27日、大阪・十三の... -
第7回角岡伸彦ノンフィクション賞&第1回西岡研介ノンフィクション賞発表会(後半) 〈悪いノンフィクション本もあるという話〉
大阪・九条の下町長屋の本屋さんMoMoBooksで「春のノンフィクション祭り2024~第7回角岡伸彦ノンフィクション賞発表会~」が4月に行われ、角岡伸彦ノンフィクション賞と... -
〈ある港町のお宮にたくさんの猫が住み着いたそうな めでたしめでたし なんてそう簡単にはいかんなあ〉 ドキュメンタリー映画『五香宮の猫』トークイベント
『五香宮の猫』 瀬戸内海の風光明媚な港町・牛窓。古くから親しまれてきた鎮守の社・五(ご)香宮(こうぐう)には参拝者だけでなく、さまざまな人々が訪れる。近年は多くの...