文化・映画– category –
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逮捕報道を考える 報道の仕組みは?私たちは何を知りたいのか?ドキュメンタリー映画『揺さぶられる正義』トークイベント報告
〈無実の人を救う弁護士を志すも、有罪率99.8%の刑事司法の現実に絶望し、企業内弁護士として関西テレビに入社した上田大輔。しかし、一度は背を向けた刑事司法の問題... -
大韓民国大統領VSジャーナリズム ドキュメンタリー映画『非常戒厳前夜』トークイベント報告
〈2024年12月3日のユン・ソンニョル大統領による突然の「非常戒厳」宣布から始まった韓国の混乱。200万人規模のデモが重ねられ、立ち上がった市民たちは大統領弾劾を実... -
未曽有のドキュメンタリー映画『よみがえる声』が問う「日本とはいったいどういう国なのか」 園崎明夫
『よみがえる声』は在日朝鮮人2世の映像作家・朴壽南(パク・スナム)監督が80年代から取材し記録し続けてきた膨大な16mmフィルムや録音テープを、娘の朴麻衣(パク・... -
日本軍兵士の「戦場と戦後」ー映画『豹変と沈黙ー日記でたどる沖縄戦への道』が描く「戦争」のリアル 園崎明夫
戦後の日本映画が描いてきた日中戦争から太平洋戦争終戦に至る「戦時の昭和史」は、フィクションであれドキュメンタリーであれ、当時の支配層・軍部の動向やその影響... -
百年前の無声映画に新たな感動!「活弁」は現在進行形のエンターテインメント! 園崎明夫
十三シアターセブンでの「ナナイロ活弁」シリーズをはじめとして、活動写真弁士・大森くみこさんの「活弁・生演奏付きサイレント(無声)映画上映会」が、関西各地で... -
現実を乗り越え変革する「幻想」ー映画『アフター・ザ・クエイク』の魅力 園崎明夫
映画『アフター・ザ・クエイク』の原作は村上春樹の『神の子どもたちはみな踊る』で、阪神・淡路大震災の5年後、2000年2月に出版された短編集。大震災後のこの国に生き... -
裁判ドキュメンタリーにしてマスコミ報道を問う傑作、かつ胸打つ人間ドラマ!ー映画『揺さぶられる正義』 園崎明夫
ある意味セルフ・ドキュメンタリーともいえる本作品の上田大輔監督は、もともと企業内弁護士として関西テレビに入社、その後報道記者に転身して始めた「揺さぶられっ子... -
映画でこそ可能な表現で、ある女性の戦後を描くー『遠い山なみの光』の感動 園崎明夫
ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロのデビュー作『遠い山なみの光』が、石川慶監督によって見事に映画化されました。太平洋戦争終戦から間もない1950年代の長崎と1... -
<なかったことにはできない> ドキュメンタリー映画『黒川の女たち』
ドキュメンタリー映画『黒川の女たち』 80年前の戦時下、国策のもと実施された満蒙開拓により、中国はるか満洲の地に渡った開拓団。日本の敗戦が色濃くなる中、突如と... -
映画館の大スクリーンで体験する幸福感ーディズニー&PIXAR新作『星つなぎのエリオ』 園崎明夫
新作アニメ『星つなぎのエリオ』をマスコミ試写で観せていただきました。今回もまたディズニー&ピクサーのCGアニメが現代最高峰の映像エンターテインメントであるこ...