文化・映画– category –
-
戦争の抑止力としての「ホロコースト・ドキュメンタリー」―『メンゲレと私』を観て 園崎明夫
<イントロダクション> 本作は戦争の真実を記録する映像プロジェクト「ホロコースト証言シリーズ」の最新作。ホロコーストを体験・目撃した本人の語りと、関連するアー... -
令和の日本人への剛速球「戦争映画」~『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 園崎明夫
これは、近年めったにない見事な「戦争映画」です。令和の今を生きている、すべての日本人の心のど真ん中に投げ込まれた、剛速球!世の中にはいろんな人がいるので、ど... -
塚本晋也監督新作『ほかげ』~「悪夢」のごとき、現代の「戦争映画」 園崎明夫
<イントロ> 世界中に熱狂的なファンを持ち、多くのクリエイターに影響を与えてきた、映画作家・塚本晋也。 2015年に公開した『野火』では、太平洋戦争末期のレイテ島... -
〈『キャメラを持った男たち』にでてくる映画のこと〉③震災フィルムのこと 井上実
『キャメラを持った男たち』の公開のさなか、「自分のところにも関東大震災の記録フィルムがある」と問い合わせがありました。川崎市の方で、時期も経緯も不明ですが... -
34年間パレスチナに通い続けた土井敏邦監督のガザ報告 「ガザ住民の視点でニュースをみることが大事」 文箭祥人(編集担当)
ガザの現状を受け、11月4、5日の2日間、大阪・十三の第七藝術劇場で、パレスチナ取材歴34年の土井敏邦監督作品、ドキュメンタリー映画『愛国の告白―沈黙を破るPart2... -
ルーマニアの巨星、クリスティアン・ムンジウ監督『ヨーロッパ新世紀』トークイベント 文箭祥人(編集担当)
10月21日、大阪・十三の第七藝術劇場で映画『ヨーロッパ新世紀』上映後、トークイベントが行われた。登壇したのは、この映画を配給した活弁シネマ倶楽部の徐昊辰さん。... -
《ヒンドゥーナショナリズム》政権下のインド、被抑圧民ダリトの女性たちが立ち上げた新聞社「カバル・ラハリヤ」。偏見や暴力にひるむことなく、独自のニュースを伝え続ける彼女たちのドキュメンタリー映画「燃えあがる女性記者たち」トークイベント報告 文箭祥人(編集担当)
10月1日、大阪・十三の第七藝術劇場でドキュメンタリー映画「燃えあがる女性記者たち」上映後、トークイベントが行われた。その模様を報告します。 「燃えあがる女性記... -
ドキュメンタリー映画「教育と愛国」公開シンポジウム ドイツ、インドネシアの研究者を交えて 文箭祥人(編集担当)
8月9日、大阪公立大学(大阪市住吉区)でドキュメンタリー映画「教育と愛国」の上映会と公開シンポジウムが行われた。第Ⅱ部の公開シンポジウムの模様を報告します。 <... -
〈『キャメラを持った男たち』にでてくる映画のこと〉②映画は工業?なんです。 井上実
私が映画の現場で働きはじめた頃、先輩カメラマンの方々は一様に映画カメラのことを「キャメラ」と読んでいました。「もうちょっとキャメラ、下手へ」と言って撮影部... -
フィンランドを代表する名建築家・デザイナーの「人生と愛と仕事」のこと―映画『アアルト』 園崎明夫
映画『アアルト』は、フィンランドを代表する建築家でデザイナー、アルヴァ・アアルトの生涯と作品を描くドキュメンタリー作品。 (C)Aalto Family 彼がデザインした数々...